妊娠初期のサイン「基礎体温が高いまま下がらない」

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妊娠初期症状2「基礎体温の高い状態(高温期)が続く」

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妊娠超初期(0〜3週目)や妊娠初期(4〜15週目頃)に見られる症状の一つとして、



ということがあります。


生理(月経)が始まって最初の2週間程度は、基礎体温が低い「低温期」が続き、その後「排卵期」が来て排卵が起こります。
排卵後に黄体ホルモンの分泌が始まると、基礎体温が高い「高温期」となり、これが2週間程度続きます。
この期間に受精卵が着床しなければ(妊娠しなければ)黄体ホルモンが分泌されなくなり、再び生理が始まって基礎体温が下がる、というサイクルを繰り返します。
【参考】:女性の基礎体温サイクル

しかし妊娠すると生理が止まって排卵が起こらないため、高温相がずっと続くことになります。
高温期が3週間以上続いた場合、妊娠の可能性が高くなります。

その他の症状として、高温期7日目あたりから生理予定日までの期間に、生理に比べて少なめの出血(着床出血)が見られることもあります。


生理周期(選択すると拡大表示されます)


<体験談>


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その他の妊娠の初期症状


こんなサインが現れたら妊娠している可能性があります。
表題を選択すると詳しい解説ページに移動します。

1.生理が遅れている


生理予定日を過ぎても生理(月経)がこないのは、最も分りやすい一般的な妊娠のサインです。
同時に、妊娠ではなく体調不良などが原因であるケースも多いです。

2.基礎体温が高いまま下がらない


基礎体温の高い時期(高温相)は、通常2週間程度続いた後に低温相に戻ります。
高温相が3週間以上続くようなら妊娠の可能性が高くなります。

3.つわりがある


悪阻(つわり)とは、主に吐き気や嘔吐のことで、つわりで妊娠に気づくケースは多いです。
病気、暴飲暴食、お酒の摂取以外で吐き気を感じたら、つわりも疑いましょう。

4.胸の違和感


妊娠による乳房や乳首の変化もよく見られる症状です。
胸が張る、チクチクと痛む、かゆみがある、乳首の色が変わったり敏感になる、乳輪に発疹ができるなど。

5.下腹部の違和感・頻尿・便秘


おしっこの回数が多くなる(頻尿)、便が出にくくなる(便秘)、子宮近くの下腹部に鋭い痛みや鈍い痛みがあるなどの症状が見られます。

6.眠気


夜更かししたわけでもないのに、突然猛烈に眠くなることがあります。
平常時では考えられないほど眠く、日常生活に支障をきたすケースも。

7.風邪のような症状


かぜに似た各種症状が表れます。
熱っぽい、体が熱い、寒気がする、体がだるい(倦怠感)、体力がなくなり疲れやすい、頭痛、腹痛、吐き気、食欲不振など。

8.おりものの変化や生理外の出血


妊娠初期は「おりもの」の量が増えます。白っぽくにおいがないのが特徴です。また、生理予定日頃に薄茶色の微量な出血があったりもします。

9.においや飲食物の好みの変化

嗅覚と味覚に変化が現れます。
匂いや味に敏感になるほか、好きな食べ物・飲み物・香りが嫌いになったり、逆に嫌いなものが好きになったりします。また、すっぱいものを好むようになります。

10.その他のトラブル

肌・髪・体毛のトラブル(シミ、吹き出物、かゆみ、パサツキ等)、気持ちや感情の変化(イライラや落ち込み)、体調の変化(胸焼け、ゲップ、むかつき、口内の違和感、動悸など)。

妊娠の初期症状は、早い人だと「妊娠超初期」といわれる妊娠0〜3週目から見られますが、大抵は4〜10週目くらいから幾つかの症状が出てきます。
症状の内容、頻度、重さの程度は人それぞれで、中には症状が軽すぎて気づかないケースや、10週を過ぎてもほとんど症状が現れない人もいます。
初期症状はあくまで妊娠の兆候を示すサインとして参考程度に考え、妊娠が疑わしいと思った時は妊娠検査薬を使うか産婦人科を受診するようにしましょう。


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