妊娠初期症状3「つわり」
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妊娠超初期(0〜3週目)や妊娠初期(4〜15週目頃)に見られる症状の一つとして、
- つわり(悪阻)のはじまり
があります。
「つわり」と聞くと、一般的には急な吐き気や嘔吐が連想されます。
実際には以下のような症状もつわりに分類されます。
- 食欲がない
- すっぱいものが食べたくなるなどの食べ物の好みの変化
- 唾液の分泌量が増える
つわりは妊婦の7、8割に見られ、つわりで妊娠に気づくケースが非常に多く見られます。
通常は妊娠5〜7週頃に始まり、9〜10週頃に症状がもっともひどいピークを迎え、胎盤ができあがる15〜16週ぐらいには概ねおさまります。
早い人だと、生理の遅れに気づく妊娠超初期や妊娠4週目ぐらいから始まることもあります。
つわりの程度や継続期間には個人差があり、中にはつわりの症状が全く現れない幸運な方もいます。
生理の遅れに加えて、原因不明の急な吐き気や嘔吐感が見られる場合は、妊娠している可能性が高いです。
◆つわりの原因
つわりの原因には諸説ありますが、現在のところはっきりとした原因はわかっていません。
主な説としては、妊娠によって分泌されるHCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンが嘔吐中枢を刺激することによって起こるとするもの、他にもウイルスなどの外敵から体を守るための機能「免疫システム」が、胎児を異物と判断した結果生じる反応であるとする説、自律神経の失調によって起こるとする説などがあります。
その他の妊娠の初期症状
こんなサインが現れたら妊娠している可能性があります。
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生理予定日を過ぎても生理(月経)がこないのは、最も分りやすい一般的な妊娠のサインです。
同時に、妊娠ではなく体調不良などが原因であるケースも多いです。
基礎体温の高い時期(高温相)は、通常2週間程度続いた後に低温相に戻ります。
高温相が3週間以上続くようなら妊娠の可能性が高くなります。
悪阻(つわり)とは、主に吐き気や嘔吐のことで、つわりで妊娠に気づくケースは多いです。
病気、暴飲暴食、お酒の摂取以外で吐き気を感じたら、つわりも疑いましょう。
妊娠による乳房や乳首の変化もよく見られる症状です。
胸が張る、チクチクと痛む、かゆみがある、乳首の色が変わったり敏感になる、乳輪に発疹ができるなど。
おしっこの回数が多くなる(頻尿)、便が出にくくなる(便秘)、子宮近くの下腹部に鋭い痛みや鈍い痛みがあるなどの症状が見られます。
夜更かししたわけでもないのに、突然猛烈に眠くなることがあります。
平常時では考えられないほど眠く、日常生活に支障をきたすケースも。
かぜに似た各種症状が表れます。
熱っぽい、体が熱い、寒気がする、体がだるい(倦怠感)、体力がなくなり疲れやすい、頭痛、腹痛、吐き気、食欲不振など。
妊娠初期は「おりもの」の量が増えます。白っぽくにおいがないのが特徴です。また、生理予定日頃に薄茶色の微量な出血があったりもします。
匂いや味に敏感になるほか、好きな食べ物・飲み物・香りが嫌いになったり、逆に嫌いなものが好きになったりします。また、すっぱいものを好むようになります。
妊娠の初期症状は、早い人だと「妊娠超初期」といわれる妊娠0〜3週目から見られますが、大抵は4〜10週目くらいから幾つかの症状が出てきます。
症状の内容、頻度、重さの程度は人それぞれで、中には症状が軽すぎて気づかないケースや、10週を過ぎてもほとんど症状が現れない人もいます。
初期症状はあくまで妊娠の兆候を示すサインとして参考程度に考え、妊娠が疑わしいと思った時は妊娠検査薬を使うか産婦人科を受診するようにしましょう。